NiziUを史上最速ドーム公演に導いた MAKOは「不可能を可能にする」リーダー

”国民的グループ”に向けて、また1歩前進した。9人組ガールズグループNiziUが12~13日、東京ドームで、初のドーム公演を開催した。デビュー後約1年11ヶ月でドームにたどり着き、これまでの記録(日向坂46=3年)を抜き、日本国内女性アーティスト史上最速の記録を打ち立てた。デビューわずか29日で初出場したNHK「紅白歌合戦」にも、3年連続3回目の出場も決定。いまや日本を代表するグループへと成長したが、筆者はリーダーMAKO(21)の存在が大きかったと考えている。

音楽

「ロボットみたい」

11月13日、東京ドーム-。午後8時ごろ、あるグループのリーダーは、こう話した。

「まずこうやって、誰もが想像もしなかった東京ドームでの公演をすることができて、みなさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

このリーダーとは、日本国内女性アーティスト史上最速でドームにたどり着いた、NiziU・MAKO(21)だ。

コロナ禍の12月2日に「Step and a step」でデビューした。デビュー前の11月に紅白初出場が決定するなど、”異例”の活躍を見せた。だが、新型コロナの影響で、ファンの前でパフォーマンスをすることや、声援を聞いたことが無く、その”人気”を実感することができていなかった。

デビュー直後のインタビュー。MAKOは、未来についてこう話していた。