北川景子に山田裕貴に監修の大学教授に たっぷり聞いた月9「女神の教室」の見どころ

女優北川景子(36)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(月曜午後9時)が、9日にスタートした(初回は30分拡大)。北川演じる主人公・柊木雫が、変わり者の天才・藍井仁(山田裕貴=32)や、個性豊かなロースクール生たちと、自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問う法律系エンターテインメント。その見どころを紹介する。また、法律監修で同作に携わっている法大教授で弁護士の水野智幸氏(60)にも話を聞いた。(写真は法服姿を披露する北川景子©フジテレビ)

ドラマ

「ホームに帰ってきた」

フジテレビの看板ドラマ枠「月9」出演5作目にして初の主演を務める北川は、“ホーム”とも言える居心地に感謝した。「月9初主演だからすごく何か特別な思いがあるわけじゃないですけど、フジテレビ自体に久しぶりに帰ってくることができた。そのことがうれしかった。若い頃から一番出させいただいてるのはフジテレビ。久しぶりに、ホームに帰ってきたというか。すごく懐かしい枠に帰ってくることができた」。同局系連続ドラマは15年7月期に主演した「探偵の探偵」以来7年半ぶりの帰還となる。

同作はオリジナル脚本で、「ラジエーションハウス」シリーズの大北はるか氏と神田優氏が担当する。原作がないだけに、演じ方は自在だ。「ゼロからつくっていかなければならない。プレッシャーはあるけど、周りの方と演じてきて固まってきた。自分1人でやってるときはフワフワしていたけど、生徒たちと向き合っていくと私こういう感じになるんだ、と自然に生まれるものとかをそのままオリジナルで出せる。第1話の放送まで気を引き締めて、やれることをやっていければ」と意気込む。

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