LE SSERAFIM 計り知れない5人が集まったときのパワー 海外活動にも注目

多国籍5人組ガールズグループ、LE SSERAFIM(ル セラフィム)の日本デビューショーケースを取材した。SAKURA、KAZUHA、2人の日本人メンバーにとっては、母国でのデビューとなり格別な思いがあっただろう。なかでもSAKURAは過去に日本でデビューした経験もあり、グループの心の支えにもなっていると感じる。(写真はLE SSERAFIMの5人。左からHUH YUNJIN、KIM CHAEWON、KAZUHA、SAKURA、HONG EUNCHAE)

音楽

高いパフォーマンス力

同グループは、IZ*ONE出身のSAKURA、KIM CHAEWON、そしてHUH YUNJIN、KAZUHA、HONG EUNCHAEの5人で構成。昨年5月に「FEARLESS」で韓国デビューし、日本をはじめ13の国と地域の「iTunesトップアルバムチャート」で1位を獲得し、いきなり世界を席巻。昨年の「NHK紅白歌合戦」にも初出場した大注目のガールズグループだ。

LE SSERAFIMは、とにかくパフォーマンス力が高い。韓国の歴代ガールズグループ初動アルバム販売数ランキングに、新人グループが多くランクインし、今や”ガールズグループ戦国時代”といわれているが、このグループの振り付けのシンクロ具合、気合、迫力は、新人グループの中で頭一つ抜けていると言ってもいいだろう。年末の各音楽授賞式で見せたステージも、うなるものがあった。短期間の準備期間だったはずだが、同じ曲でもほとんど異なるパフォーマンスを披露していた。

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