吉本芸人がネタ動画 ソマオ・ミートボール ダレノガレ明美公認ギャグで一気ブレーク

ソマオ・ミートボール(25)は、ピン芸人の超新星。昨夏にテレビ番組で披露した「なにノガレなに美」でお笑いファンに注目され、一気にブレークした。ネタにされたダレノガレ明美も「面白い」と公認した。以来、勢いに乗って人気急上昇。2月18日(午後6時開演)には、大阪・よしもと漫才劇場で初の単独ライブを行う。連日つくった持ちギャグは数知れず、伸びしろは十分だ。

お笑い

◆ソマオ・ミートボール 1997年(平9)12月19日、京都府京丹後市生まれ。NSC(吉本総合芸能学院)39期生。コンビ「サンカップ」として活動するも、19年10月末で解散。その後ピン芸人に。インパクトある一発ギャグを武器に売り出し中。2月18日に初の単独ライブを大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)で開催する。趣味は筋トレ、ダーツ、ギャグ。すし、かにが好物。身長166・7センチ。

代打で番組出演

ソマオの運命が大きく動いたのは、昨年8月17日の夜。恒例のお笑い番組「オールザッツ漫才 真夏のゴールデンSP」がMBSテレビで放送された。同番組初出演のソマオは、長い髪のカツラを着用、女性用のロングドレスをまとって登場。BGMに乗ってダレノガレ明美の名前をもじったネタを連呼、爆笑をかっさらった。

高得点をたたきだし、並み居る先輩たちを押しのけて決勝に進出。優勝こそ実績あるロングコートダディに譲ったが、十分にインパクトを残した。テレビを見ていたお笑いファンも「ソマオって誰? おもしろいやん!」と拍手喝采。だが、ソマオ自身は一度はオーディションに落選。マユリカがコロナ感染で休んだため(もし予定どおり出演していれば、上位進出は確実な実力者コンビ)、急きょ代打として回ってきた番組出演でもあった。

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