解散理由ないから四半世紀踊り続けられた/パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ25周年②

振付師でダンサー、タレントのパパイヤ鈴木(56)率いる、パパイヤ鈴木とおやじダンサーズが、1998年(平10)の結成から25周年を記念し、4月1、2日に東京・千代田区のI'M A SHOWでライブを開催する。「25周年記念LIVE DREAM MATCH~アニメ大行進~」と題した、ダンスとアニメ、アニソンを融合したライブとなり、4月1日に日髙のり子と山寺宏一、同2日には井上あずみと堀江美都子とアニメ界、アニソン界の大物が登場する。

25周年記念ライブ開催にあたり、鈴木が日刊スポーツの取材に応じ、これまでの25年の歩みを語った。第2回は、デビューから一気に駆け上がることが出来たことと、結成から四半世紀、活動を継続できた理由。

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ケンカしたことない

パパイヤ鈴木とおやじダンサーズは、結成から2年後の00年に開催した初の全国ツアー「DISCO de おやじ」で1万5000人を動員した。さらに、その年の秋の学園祭でも最多出場を記録。踊りそうもない、おじさんたちは一躍、時の人となっていた。

「(学園祭には)すごい出ましたね…本当に、やりました。すごかったです。いろいろな企業などのイベントにも呼ばれました。医学会とか、すごい良い大学の集まりとか、めちゃくちゃ人が集まった。一流商社のイベントなんか社長、会長を押しのけて、みんな踊ってくれた。頭のいい人って、こういう変なのが見たいんだなと(笑い)サザンオールスターズのコンサートの、バックダンサーもやったりとか…そこで、初めてサザンの振り付けを担当して、それから、ずっと、いまだにやっていますもんね」

02年には、NHK紅白歌合戦にも出場した。

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