吉本芸人ネタ動画!「手探りから自信へ」体感して損はない豪快キャプテンのド迫力漫才

その名も、山下ギャンブルゴリラ(34)。ゴリラのようないかつい外見に加えて、パチンコ・競馬に目がない。まるでマンガの登場人物。その相方をひょうひょうとしたトークで操る、べーやん(28)との漫才は、チャンスがあれば、ぜひ見てほしい。とにかく、おもしろい。コンビ名は「豪快キャプテン」。多くの若手がしのぎを削るお笑い界で、1歩抜け出しかかったニュースターだ。

お笑い

◆豪快(ごうかい)キャプテン コンビ結成は2019年5月27日。今年3月のytv漫才新人賞の決勝戦に初進出。上位2組に入れば、最終決戦に進めたが、惜しくも3位だった。

べーやん(=写真左) 94年10月2日、広島市生まれ。NSC36期。趣味は映画鑑賞、津軽三味線、バスケットボール。

山下(やました)ギャンブルゴリラ(=写真右) 88年7月16日、神戸市出身。NSC35期。趣味はパチンコ、競馬。辛い食べ物が好き。

爪痕残した漫才新人賞決定戦

3月19日。「第12回ytv漫才新人賞決定戦」が行われた。チェリー大作戦、ダブルヒガシ、ドーナツ・ピーナツ、フースーヤ、豪快キャプテンの5組(天才ピアニスト、コウテイは棄権)が生放送で漫才を披露し、優勝を争った。

賞レース常連が顔をそろえる中、豪快キャプテンは初の決勝。しかも同賞には「芸歴10年目まで」という条件があるため、ラストチャンスでもあった。上位2組に入れば、最終決戦に進めるというルール。豪快キャプテンの出番は最後の5番目だった。

漫才を終えて審査員による採点の発表。最初のオール巨人は「95点」を与えた。

ギャンブルゴリラ 巨人師匠の95点を見て「これは行った!」と胸が高鳴りました。でも、あとが続かず、3位で最終決戦には進めず。正直、悔しかったですね。

べーやん 「人生ってうまくいかんもんやな」と痛感しました。内心「もしかして、いけるんちゃうかな」という期待がひそかに膨らんでいて、現実の厳しさに跳ね返されました。

結局、ダブルヒガシとドーナツ・ピーナツが最終決戦に進み、ダブルヒガシが優勝した。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。