「2時間ドラマの帝王」船越英一郎、仕事のなくなった「テイオー」熱演/インタビュー

俳優船越英一郎(62)が、6月3日スタートのフジテレビ系主演連続ドラマ「テイオーの長い休日」(土曜午後11時40分)で、仕事のなくなった“2時間ドラマの帝王”を演じる。テレビ各局から2時間ドラマシリーズがなくなった現状を前に“リアル2時間ドラマの帝王”船越は「これは再生のドラマ。原点回帰して、視聴者がテレビに戻ってくる先駆けになれば」と話している。

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◆船越英一郎(ふなこし・えいいちろう) 1960年(昭35)7月21日、神奈川県湯河原町生まれ。日大芸術学部映画学科卒。82年に石井ふく子プロデュースのTBSドラマ「父の恋人」で俳優デビュー。主演した2時間ドラマシリーズは03~15年テレビ朝日系「火災調査官・紅蓮次郎」、04~16年フジテレビ系「外科医 鳩村周五郎」、「所轄刑事」、テレビ東京系「刑事吉永誠一 涙の事件簿」、04~14年TBS系「捜し屋★諸星光介が走る!」、05~15年、TBS系「狩矢警部」。12年日芸賞。17年橋田賞。血液型B。

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2時間ドラマのシリーズがテレビ各局でなくなった現状で、仕事のなくなった“2時間ドラマの帝王”を演じる。

「俳優船越英一郎を使ってどんなドラマができるだろうかというのを、2人のプロデューサーが一生懸命考えてくれて、このドラマができた。このドラマは2人からの熱烈なラブレターだと勝手に思わせていただいた。俳優冥利(みょうり)に尽きるような話ですね」

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