元NMB48日下このみ、大好きなダンスとしゃべりが仕事に 振付師&MCで才能開花
「アイドル」の長い歴史の中で、特に2010年代からは、05年12月に誕生したAKB48を筆頭にさまざまなアイドルグループが誕生し、「アイドル戦国時代」といわれた。
光り輝くステージで、きらびやかな衣装をまとって歌い踊るだけでなく、SNSなどの興隆も相まって、グループのストーリー性、人間ドラマが、多くの人の心をとらえてきた。
一方で、数え切れないほどのアイドルが誕生したことで、近年は「セカンドキャリア」にも注目が集まっている。芸能界で夢を追い続ける者もいれば、新たな目標に向かって別の世界に進む者もいる。「人生いろいろ」。Next Stageに立つ、いまに迫っていく。
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<アイドルのセカンドキャリア~前編~>
連載第2回は、NMB48の3期生だった日下このみ(27)が登場する。加入前から根からのダンス好きは、現在振付師として、アイドルグループの楽曲に携わるなど、ダンスを仕事にしている。前編では日下のこれまでの人生に迫る。(文中敬称略)
◆日下(くさか)このみ 1996年(平8)1月12日、大阪府生まれ。11年12月、NMB48の3期生として加入し、12年10月結成のチームBII入り。独特のまったり口調と世界観で、14年11月、初の独演会を開催。15年3月、シングル「Don't look back!」で初選抜入りして以降、合計4度選抜入り。同年からシングル収録曲などの振り付けを担当。19年1月、NMB48を卒業。2年から「#ババババンビ」などの振り付けなどを担当。血液型B。
アイドルの教育も
アイドル現役時代から、日下の周りは、常にほんわかとした空気が包んでいたように思う。独特なまったり口調は、少しシャキッとした印象を受けた。アイドル卒業から4年がたった。
「今は肩書でいうと振付師と、アイドル教育、指導をしています。タレントとしても、イベントに呼んでいただいたり、MCなどのしゃべるお仕事もさせていただいていて、先日も関西万博開催2年前を盛り上げるイベントでMCも務めさせていただきました!」
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1983年5月、埼玉県生まれ。2007年に入社。広告部、メディア戦略本部(広告担当)をへて、13年11月から芸能記者(音楽担当)に。
AKB48グループやLDHなどを担当し、AKB48公式10年史「涙は句読点」、「LDH PERFECT NEWS」などの発行も担当。
22年12月から芸能デスク。元高校球児(捕手)で、現在もOBOGチームで活動し、19年の「マスターズ甲子園」で甲子園“初出場”。もっとも趣味は、サッカー観戦(浦和レッズ)。
X、インスタグラムともに「@nikkan_ohtomo」。血液型O。