苦節20年プラス・マイナス「びっくり」上方漫才大賞 看板背負ってTHE SECONDへ
関西のお笑い芸人なら、誰もが手にしたいタイトル。それが「上方漫才大賞」だ。歴代の受賞者には、数々のレジェンドが名を連ね、現役バリバリの人気者もいる。今年の大賞は、コンビ結成から20年のプラス・マイナスだった。受賞の知らせに岩橋良昌(44)兼光タカシ(44)はそろって「まさか? ドッキリでしょ?」と疑ったほど、驚いた受賞だった。
お笑い
<吉本芸人インタビュー>
◆プラス・マイナス 高校時代の同級生、岩橋良昌(44=写真右)兼光タカシ(44=同左)により、2003年6月にコンビ結成。ともにNSC(吉本総合芸能学院)25期。同期生にジャルジャル、銀シャリら。07年、NHK上方漫才コンテスト最優秀賞。12年上方漫才大賞新人賞、21年上方漫才大賞奨励賞、23年上方漫才大賞。
◆岩橋良昌(いわはし・よしまさ) 78年(昭53)8月12日、大阪府交野市生まれ。ロックバンドDAY GAMEでボーカルとベース担当(7月6日大阪・CLUB VIJONでライブ)。趣味は絵画。身長167センチ。
◆兼光(かねみつ)タカシ 78年11月10日、大阪府交野市出身。モノマネ(オール巨人、桂小枝、麒麟田村裕ら)が得意。21年11月、日本プロ麻雀協会のプロテストに合格。身長169センチ。
予想外ハプニング
上方漫才大賞は5月27日、大阪市内で発表された。新人賞はカベポスター、奨励賞は吉田たち。そして注目の大賞に選出されたのは、コンビ結成から20年のプラス・マイナスだった。
感極まった表情でステージに現れた岩橋と兼光。予想外のハプニングは、ここから始まった。
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