お笑いから落語家へ「初代」錦笑亭満堂「しゃべりで勝負」前代未聞の武道館襲名披露
落語家三遊亭とむ(39)が、来月1日に真打昇進、初代錦笑亭満堂(きんしょうていまんどう)を襲名する。同日から10日連続で、東京・お江戸両国亭で襲名披露興行がスタート。その後は日本各地を回り、来年1月21日には東京・日本武道館で前代未聞の真打披露興行「満堂フェスin武道館」を開催する。お笑いタレント末高斗夢から師匠の三遊亭好楽(76)に入門して12年。三遊亭こうもり、とむ、そして錦笑亭満堂へと至る足跡を聞いてみた。
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◆三遊亭(さんゆうてい)とむ 1983年(昭58)12月31日、東京都生まれ。99年2月に末高斗夢(すえたか・とむ)の芸名でデビュー。00年「ミスター・ヤングマガジン」グランプリ。11年8月に三遊亭好楽に入門した。高座名は三遊亭こうもり。14年9月に二ツ目に昇進して、三遊亭とむに改名。来月1日に真打に昇進して、錦笑亭満堂となる。15年に結婚した夫人との間に1男1女。166センチ。血液型O。
三遊亭好楽入門12年
真打として来月1日から活動が始まる。
「お笑いタレント末高斗夢を12年、師匠三遊亭好楽に入門し、前座こうもり3年、二ツ目とむ9年、錦笑亭満堂になって、来年芸能生活25年目を迎えます。好楽の弟子で、五代目円楽一門会なのに独立したみたいに錦笑亭になります。五代目円楽一門で、亭号が三遊亭じゃないのは1人です」
錦笑亭満堂という名前は、落語界入りを相談した春風亭小朝(68)が付けてくれた。
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