竹内彩姫「1人の嫌いより100人の好き信じて」架け橋となって後輩たちを夢の場所へ

「アイドル」の長い歴史の中で、特に2010年代からは、05年12月に誕生したAKB48を筆頭にさまざまなアイドルグループが誕生し、「アイドル戦国時代」といわれた。

光り輝くステージで、きらびやかな衣装をまとって歌い踊るだけでなく、SNSなどの興隆も相まって、グループのストーリー性、人間ドラマが、多くの人の心をとらえてきた。

一方で、数え切れないほどのアイドルが誕生したことで、近年は「セカンドキャリア」にも注目が集まっている。芸能界で夢を追い続ける者もいれば、新たな目標に向かって別の世界に進む者もいる。「人生いろいろ」。Next Stageに立つ、いまに迫っていく。(文中敬称略)

その他エンタメ

<アイドルのセカンドキャリア~竹内彩姫・後編~>

SKE48の6期生だった竹内彩姫(23)が登場する連載第3回の後編では、竹内の現在に迫る。光り輝くステージから、裏方の仕事への転身。アイドルとしての経験もフル活用しつつ、これからのグループを、メンバーと一緒に作り上げていく。

中日チアキッズからアイドルに「全部経験できた」竹内彩姫は裏方で広報・宣伝に奮闘中 前編はこちら>>

エクセル?ワード?

アイドルとして約8年半の活動後、運営会社に就職した。所属するのはメディアリレーションズ&キャスティング部で、広報や宣伝を担当している。“新入社員”としての日々がスタートした。

「まず、パソコンを触ったことがなくて…(苦笑い)。メールを打つだけでもすごく時間がかかって。今となってはブラインドタッチもできますけど、最初はキーを1個ずつ押すみたいな感じでした。大学とかで普通はリポートを書いたりするんでしょうけど、私はエクセルとかワードとか言われても知らなくて…(苦笑い)」

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エンタメ

大友陽平Youhei Ohtomo

Saitama

1983年5月、埼玉県生まれ。2007年に入社。広告部、メディア戦略本部(広告担当)をへて、13年11月から芸能記者(音楽担当)に。
AKB48グループやLDHなどを担当し、AKB48公式10年史「涙は句読点」、「LDH PERFECT NEWS」などの発行も担当。
22年12月から芸能デスク。元高校球児(捕手)で、現在もOBOGチームで活動し、19年の「マスターズ甲子園」で甲子園“初出場”。もっとも趣味は、サッカー観戦(浦和レッズ)。
X、インスタグラムともに「@nikkan_ohtomo」。血液型O。