【宝塚】星組トップ礼真琴、ロックの「ワクワク、ゾクゾク」感じながら雑草魂で挑戦
星組トップ礼真琴が、兵庫・宝塚大劇場で、主演作「1789-バスティーユの恋人たち-」に臨んでいる。2日に開幕後、3日から上演中止をへて、18日から公演を再開した。フランス革命を民衆側から描く今作の主人公は、名もなき青年ロナン。「雑草魂」で演じている。宝塚公演は7月2日まで、東京宝塚劇場は7月22日~8月27日。
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◆礼真琴(れい・まこと) 12月2日、東京都生まれ。09年、95期首席入団。星組配属。当初から歌、ダンス、芝居ともに秀で、14年全国ツアー「風と共に去りぬ」でヒロインも。19年10月、11年目で星組トップにスピード就任。同末「ロックオペラ モーツァルト」でトップ初主演。21年には「ロミオとジュリエット」、今春「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」にも主演した。身長170センチ。愛称「まこっつあん」「こと」「こっちゃん」。
衝撃を受けた作品
歌、ダンス、演技に比類なき技量を誇る礼が臨むフレンチ・ミュージカル。15年、月組で初演された「1789」だ。
「衝撃を受けた作品だったので、いつか挑戦してみたい思いと、ファンの方々らからも『見てみたい』という声をいただく機会も多かったので。今回、実現できてすごくうれしいです」
革命前夜のフランスを舞台に、時代と運命に翻弄(ほんろう)されながらも愛と理想を追う若者を描く。主人公は、いわゆる宝塚らしいヒーローではない。
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大阪府貝塚市生まれ。関西大学から1991年入社。
1年目で若山富三郎さんが死去するなど、多くの芸能人の訃報に携わった。途中、3年間整理部勤務を経て、三橋美智也さん、村田英雄さんら、関西へ移って亡くなった大物歌手を次々に見送り、2000年頃から、吉本興業を担当。
2005年から3年弱、東京の文化社会部でお世話になり。大阪へ戻った後、2009年シーズンから入社初の野球記者となり、真弓阪神、女子プロ野球選手の吉田えりらを取材。
その後、再び、芸能社会担当へ戻り、ここで入社初の宝塚歌劇団担当に。吉本、短期間ながら阪神タイガースと、加えて関西発の3大ホットコーナーを経験。吉本興業、宝塚歌劇の100周年も取材。
NMB48の発足後は、西日本のAKB48グループ担当として、AKB48新聞にも従事した。
2018年4月に報道部で一般スポーツを担当するデスク。同時に、取材活動も並行している。