昔も今もこれからも「1番」湘南乃風 新しい切り口見つけ、自由気ままに風吹かす

レゲエグループ「湘南乃風」が、7月30日にメジャーデビュー20周年を迎える。8月12日には10年ぶりとなる横浜スタジアムでのライブを控えるなど、メモリアルな周年となる。「純恋歌」「睡蓮花」など数々の名曲を輩出し、第一線で走り続けてきた4人組。それぞれが、現在の心境を赤裸々に語った。

音楽

◆湘南乃風(しょうなんのかぜ) 人間の持つ喜怒哀楽を魂で歌うレゲエグループ。HAN-KUN、RED RICE、若旦那、SHOCK EYEの4人組。03年に「湘南乃風~Real Riders~」でデビューして以降、「カラス」「純恋歌」「黄金魂」「恋時雨」などシングル20枚、アルバム8枚、ベスト盤2タイトルをリリース。楽曲は数多くのテレビドラマやCMの主題歌として起用された。今年1月には初の日本武道館ライブを開催。(メーン写真は左からSHOCK EYE、HAN-KUN、RED RICE、若旦那)

「続くと思わなかった」

人間の持つ喜怒哀楽を魂で歌うことをコンセプトにしている通り、思うがままに今の心境を吐き出した。03年にメジャーデビューしてから20年。リーダーRED RICE(47)は「本当にうれしい。コロナの時期もあったので、本当に20周年を迎えられるかなという不安はあったけど、迎えられて素直に良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

神奈川出身のRED RICE、HAN-KUN(44)、SHOCK EYE(46)に、東京出身の若旦那(47)。若旦那は「これで飯食っていこうなんて誰も思ってなかった。ただ好きでやってるだけ。ノリで楽しくやっていただけのスタートだったから20年も続くと思わなかった」とデビュー前の心境を振り返った。

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