【宝塚OG】明日海りお「自分らしい色」でこれからも 20周年記念コンサート開催

元花組トップで、19年11月に退団した明日海りおが、芸歴20周年記念コンサート「ヴォイス・イン・ブルー」を、9月15~19日に東京国際フォーラム、同22~24日に梅田芸術劇場で行う。山崎育三郎、井上芳雄らが日替わりゲストで登場し、東京千秋楽は歴代相手娘役、蘭乃はな、花乃まりあ、仙名彩世、華優希の4人がそろって出演。大阪千秋楽には、専科スターで同期の凪七瑠海が、現役生として初めて、OGのソロコンサートに出演する。

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03年入団、12年月組準トップ、14年花組トップ

◆明日海りお(あすみ・りお) 静岡生まれ。03年宝塚歌劇団に入団。12年月組準トップ、異例の本拠地作主演役代わり。花組へ移り、14年5月同トップ。15年台湾公演主演。19年6月、4人目相手役に華優希を迎え劇団初の横浜アリーナ公演。同11月退団。俳優としてドラマや舞台に多数出演。身長169センチ。

大阪千秋楽に凪七瑠海

03年に宝塚歌劇団へ入団。月組から花組へ移ってトップに就き、19年11月に退団。現在はドラマや舞台で俳優として活動する。

明日海 音楽学校を卒業して20年、宝塚を卒業して3年半。ほんとにあっという間。舞台が好きで、宝塚が好きで。自分で志して始めたことを20年、健康なまま、続けてこられているのは、幸せなことです。つくづく、そう思います。

大阪公演千秋楽には、同期の専科スター凪七瑠海が、現役生として初めて、OGのソロコンサートに出演し、共演を果たす。

明日海 凪七も同じく20周年になるわけで、関西では(宝塚時代に何度も出演した準本拠地の梅田芸術劇場)メインホール。せっかくだから宝塚の仲間、中でも、一緒に歩んできた仲間に-と思いました。

“ダメ元”で意向を伝えたところ、凪七から「びっくりした。うれしい」と前向きな反応。その後、正式に事務所を通じてオファーし、交渉が成立した。

明日海 一緒にいた期間って、実は音楽学校の2年間だけなんですけど、やっぱり、幼い自分たち、一番幼い時に出会って、そこから同じ時を過ごし、だから、戦友というか。

入団後、組は離れたが、凪七に対しては「何かあった時に、本当の自分でいられる」との思いがあった。

明日海 宝塚以外の舞台でセッションできるのは、ほんとに楽しみ。私は、卒業しましたけど、(凪七は)男役として、コラボレーションできる。多分、嫌々ではなしに来てくれると思っています(笑い)。

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エンタメ

村上久美子Kumiko Murakami

Osaka

大阪府貝塚市生まれ。関西大学から1991年入社。
1年目で若山富三郎さんが死去するなど、多くの芸能人の訃報に携わった。途中、3年間整理部勤務を経て、三橋美智也さん、村田英雄さんら、関西へ移って亡くなった大物歌手を次々に見送り、2000年頃から、吉本興業を担当。
2005年から3年弱、東京の文化社会部でお世話になり。大阪へ戻った後、2009年シーズンから入社初の野球記者となり、真弓阪神、女子プロ野球選手の吉田えりらを取材。
その後、再び、芸能社会担当へ戻り、ここで入社初の宝塚歌劇団担当に。吉本、短期間ながら阪神タイガースと、加えて関西発の3大ホットコーナーを経験。吉本興業、宝塚歌劇の100周年も取材。
NMB48の発足後は、西日本のAKB48グループ担当として、AKB48新聞にも従事した。
2018年4月に報道部で一般スポーツを担当するデスク。同時に、取材活動も並行している。