TBS宇内梨沙アナ「成長できる舞台」と「好きなことを突き詰められる世界」

ゲーム実況で人気を博すTBS宇内梨沙アナウンサー(31)は、BS-TBSでは経済番組「Bizスクエア」(土曜午前11時)を担当している。自身の描くアナウンサー像や経済番組の面白さ、そして宇内アナが考える今後の経済の見通しを推測してもらった。

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◆宇内梨沙(うない・りさ) 1991年(平3)9月21日、神奈川県生まれ。慶応義塾大卒業後の15年にTBS入社。「NEWS23」「報道特集」などのスポーツキャスターを経て、現在は「ひるおび」「アッコにおまかせ!」「TBSレビュー」「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」、ラジオ「アフター6ジャンクション」(木曜)などを担当。20年からは「新規IP開発部」所員も兼務。自身のYouTubeチャンネル「宇内梨沙/うなポンGAMES」でゲーム実況も行っている。

BS-TBSの経済番組「Bizスクエア」でキャスターを務める宇内梨沙アナウンサー。右は井出真吾氏(撮影・たえ見朱実)

BS-TBSの経済番組「Bizスクエア」でキャスターを務める宇内梨沙アナウンサー。右は井出真吾氏(撮影・たえ見朱実)

知れば好きに

そもそもアナウンサーを目指したきっかけは、ラジオだった。

「テレビ以上に圧倒的に近い。どんな人が聞いてるか、反応もすっと届くんです。私もラジオやゲーム実況を学生の頃から聞いて、自分の言葉や姿勢で誰かのためになれたらと思って、それを実現できるのがアナウンサーでした。TBSはラジオもあって可能性がかなり広がりました」

入社2年目はスポーツの現場にも足を運んだ。

「アナウンサー全員が何もかも全てをできるわけではないと、ある意味割り切っていたんですよ。例えば『私は経済はできないけどゲームは得意です。エンタメ業界を切り開いて行く覚悟あります』と。でも始めると楽しくて、苦手だと思っていても知れば好きになる。スポーツも元々、プレーは好きだけど見るのは好きじゃなかったんです。でも好きになりました。興味のないことでも知れば絶対に好きになるので、アレルギーがあっても取り組めば好きになるんだと思います」

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