もりやすバンバンビガロ、2度の幸運手にし、落ちこぼれから人気パフォーマーに

ジャグリングや大道芸、マジックなど幅広い芸で人気のパフォーマー、もりやすバンバンビガロ(39)。そんな彼もNSC(吉本総合芸能学院)入学時はお笑い志望だったが、わずか3カ月でついていけなくなった。自分の生きる道を探すうちに、パントマイムやテーブルマジックに可能性を見いだす。紆余(うよ)曲折を経て、今では本拠地・なんばグランド花月(NGK)に定期出演するまでに成長。9月18日にはNGKで単独ライブを行い、20周年の節目を飾る。

お笑い

<吉本芸人インタビュー>

◆もりやすバンバンビガロ 1984年(昭59)3月16日生まれ、京都府宇治市出身。NSC(吉本総合芸能学院)25期。ジャグリングやマジックが得意なパフォーマーとして活躍中。特技はテーブルマジック、お手玉、1輪車、パントマイムなど。9月18日、なんばグランド花月(NGK)で20周年単独ライブ「NGK BABABABAAAAN!!!」が開催される。身長180センチ。

落ちこぼれから実力と強運ではいあがったもりやすバンバンビガロ

落ちこぼれから実力と強運ではいあがったもりやすバンバンビガロ

9月18日20周年単独ライブ

節目公演のタイトルは「もりやすバンバンビガロ20周年単独ライブ NGK BABABABAAAAN!!!」。9月18日に本拠地で開催される。漫才や落語、吉本新喜劇で人気のNGKではあるが、この日ばかりは異色のステージ。もりやすバンバンビガロの本領はパフォーマー。ジャグリングやマジック、大道芸、なんでもやってのける総合エンターテナーなのだ。

もりやす 20周年で、NGKでは初めての単独ライブ。ほんまに僕の好きなことをやってみたいと思っています。ルービックキューブのように手先に注目してほしい時は、大型スクリーンを利用して、迫力たっぷりに楽しんでいただきます。

これまでに披露していないパフォーマンスも用意している。さらにはシークレットゲストも登場するという。

その単独ライブの前、8月25~27日の大型イベント「WARAI MIRAI FES2023」にも参加。大阪城公園内を歩く「SDGsウオーク」(26日)では、参加者とともに太陽の下を歩き、「ナイト&ライト 未来へ繋ぐエンターテイメントショー」(25日、大阪城音楽堂)ではベリーグッドマンらミュージシャンと同じ舞台に立つ。

もりやす 26日の「TATSUJIN ファンタスティックコメディショー」(クール・ジャパン・パーク・オオサカTTホール)では、くまだまさしさん、ハイキングウオーキングさんと言葉をほとんど使わない身ぶり手ぶり中心のライブをお見せします。同じユニットで3月に東京公演があったんですが、なんとも言えない楽しさがありました。今回は英語も多少まじえながら、海外からのお客さんにも見てもらえたら、と思います。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。