【Dリーグ】Legitが直接対決で「衝撃のKD」を破る/ROUND.12リポート

<D.LEAGUE 23-24SEASON ROUND.12>◇4月7日◇東京・東京ガーデンシアター

すでにチャンピオンシップ(CS)進出を決めている首位CyberAgent Legitが2位KADOKAWA DREAMSとの直接対決を4-2で制した。ROUND.13でKOSÉ 8ROCKSを破るか引き分けで、シーズン優勝が決まる。FULLCAST RAISERZが4位から2位に浮上した。CS戦線は混戦模様で、新たな進出決定チームは現れなかった。ROUND.13は5月3日に行われる。

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ライバルの意欲作に動揺

昨季、LegitとDEAMSはROUND.10で対戦。4-2でLegitが勝った。しかし、シーズンを制して臨んだCSでは4-7で敗退。ノーシードから2連勝して決勝進出したDREAMSの勢いに押し切られるように、シーズン、CSの完全優勝を逃した。

最大のライバルとの今季初対戦に、メインダンサーに抜てきされたKANATO(18)は「去年の思いがありますから、負けたくなかった」と大一番に気合は十分だった。

祈りとともに一輪の花を捧げると… ©D.LEAGUE 23-24

祈りとともに一輪の花を捧げると… ©D.LEAGUE 23-24

棺? からでてきたMINAMIに目を奪われていると、メンバーが早変わり…

棺? からでてきたMINAMIに目を奪われていると、メンバーが早変わり…

腰に布を巻いただけのMINAMI軍団が激しく踊り続けた ©D.LEAGUE 23-24

腰に布を巻いただけのMINAMI軍団が激しく踊り続けた ©D.LEAGUE 23-24

しかし、本番前のリハーサルで、メンバーは動揺した。

当日まで手の内を知られないよう、作品については各チーム極秘(SNSでヒントらしきキーワードが公開されることはあるが…)で準備を進める。しかし、直前のリハーサルは同じ会場を使うため、たがいの作品を見ることになる。

DREAMSのリハーサルを見たリーダーTAKUMI(23)は「メンバーがざわつきました。危機感を持ちました」と正直に明かした。DREAMSの作品は、世界で活躍するダンサーKELOが携わったもので、チームとしては異例中の異例だという外部の力を得て、仕上げてきた。

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編集委員

久我悟Satoru Kuga

Okayama

1967年生まれ、岡山県出身。1990年入社。
整理部を経て93年秋から芸能記者、98年秋から野球記者に。西武、メジャーリーグ、高校野球などを取材して、2005年に球団1年目の楽天の97敗を見届けたのを最後に芸能デスクに。
静岡支局長、文化社会部長を務め、最近は中学硬式野球の特集ページを編集している。