【住吉大和】最年少24歳が目指す「新喜劇のジャッキー・チェン」…観客を巻き込んで

吉本新喜劇の最年少座員、住吉大和(24)が7月13日、大阪・YESシアターで初の1人リーダー公演を行います。若手座員によるユニット「秘蔵っ子」公演、ソロで演歌歌手デビューと、今年に入ってメキメキ売り出し中です。若さゆえ失敗もありますが、伸びしろも十分。ジャッキー・チェンの映画が大好きで、あこがれは間寛平GM(74)。ダイナミックなアクションで「新喜劇のジャッキー」を目指します。

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吉本新喜劇最年少の住吉大和(撮影・三宅敏)

吉本新喜劇最年少の住吉大和(撮影・三宅敏)

◆住吉大和(すみよし・やまと) 1999年(平11)10月17日生まれ、兵庫県西宮市出身。18年、金の卵10個目オーディションで吉本新喜劇入り。趣味は映画鑑賞、なかでもジャッキー・チェンが好き。身長169センチ。7月13日、大阪YESシアター「住吉新喜劇ですぅ~笑いに変えるから~」、同14日、大阪YESシアター「まるごと秘蔵っ子vol・4」に出演。

7・13初1人リーダー公演

吉本新喜劇には100人を超す座員が在籍しているが、最年少は24歳の住吉。中学生の頃から劇場で生の新喜劇に触れており「いつかは、あの舞台に立ってみたい」と、ひそかに夢見ていた。

オーディションを経て、念願の入団を果たしたのが2018年(平30)。ここまで無我夢中で経験を積んできた。そして初となる1人リーダー公演(7月13日、大阪・YESシアター)が目前に。

住吉大事なチャンスなので、これをしっかり生かしたいです。リーダー公演は演歌歌手の役で出させてもらいます。

(元NMB48の)福本愛菜さんが、5年半ぶりに新喜劇に出てくれるのもありがたい限りです。以前、新喜劇時代の福本さんの舞台を見たことがあって「かわいい人やな」と印象に残っていました。僕が入団した頃、ちょうどすれ違いになってしまって、今回が初の顔合わせになります。

寛平GMの夫人で、かつて新喜劇の座員だった光代さんが発案し、福本との共演が実現した。

1月「笑いに変えるから」歌手デビュー

住吉は今年1月「笑いに変えるから」で演歌歌手デビュー。寛平GMの長男でシンガー・ソングライター間慎太郎(42)が作詞作曲した。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。