【千葉百音の言葉:現地発】名前負けして緊張「自分はできる」暗示を/フランス杯SP

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯>◇3日◇フランス・アンジェ◇女子ショートプログラム(SP)

シニアGPデビュー年の千葉百音(18=木下アカデミー)は56・59点の9位。第1戦スケートアメリカで実力を発揮できずに6位に終わった課題を胸に挑んだ、中1週での試合でした。トップ選手と競う合う環境で、精神的に苦しみながら、反省をいかそうと前を向きます。2日の公式練習での言葉とともに、お届けします。

フィギュア

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GPフランス杯・ 女子SP成績


順位名前SP
1イサボー・レビト71.83
2アナスタシヤ・グバノワ66.73
3イ・ヘイン66.30
4ニナ・パンザロヌ65.74
5住吉りをん61.72
6樋口新葉60.29
7ロリヌ・シ58.80
8リー・セルナ58.75
9千葉 百音56.59
10キミ・ルポン50.64
11マイア・マザラ45.03
12ヤンナ・ユルキネン39.57
SPの演技をする千葉(ロイター)

SPの演技をする千葉(ロイター)

失うものない フリーは伸び伸びと

SPを終えて

――厳しいスタートになりました

千葉 自分でもシニア1年目で何もプレッシャーに感じるものは何もないはずなのに、結構緊張してしまっていたので。そこが動きの硬さに出てしまったかなと思います。

――何が違いますか。

千葉 違うというよりはフランス杯に出るまでにジャンプの調子はまあ悪くはなかったんですけど、自分のジャンプが半身半疑なところもあって。ちゃんと自分の動きとか体を信じきれてなくて、スピードも落ちちゃっててっていうところが失敗の原因だと思います。

――アメリカで感じていた緊張感と今回はまた違うものですか。

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