現地限定【千葉百音の言葉】一層の進化感じたピンザローネとシャオイムファ 私も…

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯>◇11月5日◇フランス・アンジェ

今季からシニアデビューした千葉百音(18=木下アカデミー)が現地限定の一夜明け取材で、GPシリーズ2戦で得られた課題について話してくれました。合計164・76点で総合9位となり、涙を流した今大会。シニアの壁を破るためには、もっと“ずうずうしさ”が必要と説きました。

フィギュア

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GPフランス杯・ 女子シングル成績


順位名前SPフリー合計
1イサボー・レビト71.83131.39203.22
2ニーナ・ピンザローネ65.74133.06198.8
3住吉りをん61.72136.04197.76
4イ・ヘイン66.3124.66190.96
5樋口新葉60.29129.73190.02
6アナスタシヤ・グバノワ66.73120.93187.66
7リー・セルナ58.75122.02180.77
8ロリヌ・シ58.8120.31179.11
9千葉百音56.59108.17164.76
10キミ・ルポン50.64113.99164.63
11マイア・マザラ45.0392.41137.44
12ヤンナ・ユルキネン39.5786.35125.92
大会後の会見で笑顔で話す千葉

大会後の会見で笑顔で話す千葉

4大陸の結果を自信に出来ていたら

現地限定の一夜明け取材より

――一夜明けて心境はどうですか

千葉 正直なところ、昨日の夜も結構自分の中でぐるぐる考えながら寝たので、あんまり寝れてないですけど。やっぱり今回はシニアのグランプリシリーズの大会に出てジュニアと全然違うなって。ジュニアのグラプリシリーズよりも身体的にも精神的にも鍛えないと乗り切れないというか、ジュニアの国際大会と同じような調子で出ると、やっぱり緊張の度合いが違うので。メンタルだけじゃなくて他のシニアの選手はもっとパワーもありますし、跳んでるジャンプはジュニアと変わらないけど、スケーティングもスピンもジャンプも全てクオリティーが高くて、私はまだまだジュニアレベルだなっていう風に感じたのが今までで一番ですね。まだまだ自分がジュニアレベルだからこそ感じた不安とか、試合に対してビビっちゃったりとかっていうのは、全て自分のただただ実力不足だなっていうふうに感じました。

――昨季は4大陸選手権に出場しましたが、ジュニアとしてでるのとシニアとしてでるのには心境に差がありますか

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