現地限定【鍵山優真の言葉】「ネイサンがたくさんいるみたいな状態」見据えた新時代

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯>◇11月5日◇フランス・アンジェ

2季ぶりのGPシリーズの初戦で銅メダルを手にした鍵山優真(20=オリエンタルバイオ/中京大)が、現地限定の一夜明けインタビューに応じました。上位2選手が合計300点超えするハイレベルな一戦が復帰戦であった価値、肌で感じた世界トップの現在位置、そしてそこに加わる自信。焦ることなく着実に今季を見据えます。

フィギュア

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GPフランス杯・ 男子シングル成績


順位名前SPフリー合計
1アダム・シアオ・イムファ101.07205.71306.78
2イリア・マリニン101.58203.1304.68
3鍵山優真97.91175.23273.14
4ルーカス・ブリチギ86.94176.49263.43
5カムデン・プルキネン83.44147.4230.84
6リュック・エコノミデ76.99153.75230.74
7スティーブン・ゴゴレフ86.14142.6228.74
8金 博洋81.43145.36226.79
9ランドリー・ルネ・メ71.2147.84219.04
10島田高志郎79.3137.88217.18
11ニコライ・メモラ70.92143.71214.63
12片伊勢武アミン76.27136.48212.75
エキシビションの演技をする鍵山(ロイター)

エキシビションの演技をする鍵山(ロイター)

現在地と戦える自信と

現地限定の一夜明け取材より

――昨日は「ネガティブは今日まで」と仰っていましたが、今日はいかがですか

鍵山 (笑顔)昨日ホテルに帰ってから、反省というか、今回の試合の課題と次に向けての必要なものっていうのをしっかり整理して。今日からはもう前向きにいこうと思ってるので、もう大丈夫です。

――何を整理してきましたか。

鍵山 ほんとに色々あるんですけれども。まずはこの大会に出てよかったと思いますし、今後勝ち抜いていくために必要なものが、この大会で全てわかったので。もっともっと総合力を高めていきたいなと思ったのと、もちろんその中に4回転ジャンプも含まれていて。あとは演技構成点の部分も、もっともっと伸ばしていける部分だと思ったので、全体的な部分をもっともっと伸ばしていきたいなと思いました。

――オリンピックの表彰台に上ったことは自信などには。

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