【宇野昌磨列伝】発表「あなたが選ぶ神プログラム」全10回で全員分紹介します〈4〉
フィギュアスケート日本男子初の世界選手権2連覇王者、冬季オリンピック(五輪)では日本勢最多のメダル3個を持つ稀代のスケーター宇野昌磨選手(26=トヨタ自動車)が9日に現役引退を表明し、記者会見も5日後に開きました。
偉業に彩られた国内外の競技会。その大半に足を運び、魅力に迫ってきた日刊スポーツ新聞、ニッカンスポーツ・コム内Figure365、日刊スポーツ・プレミアムの担当記者が、過去のノートを見返し、本人の言葉や周囲の証言から人柄を掘り下げた連載「宇野昌磨列伝~ニッカン取材ノートから~」の<番外編>。
ファンの皆さまからお寄せいただきました「あなたが選ぶ神プログラム」の発表、第4弾です!
フィギュア
- 【1】松本航記者が迫る人柄「五輪が全てではない」7年半の取材ノートから
- 【2】本田真凜さん「昌磨くんとは普段から…」松本航記者が聞いた日常
- 【3】ランビエル氏、出水氏、鍵山優真…取材を通し番記者にも伝わった魅力
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈1〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈2〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈3〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈4〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈5〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈6〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈7〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈8〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム〈9〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム新聞〈10-1〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム新聞〈10-2〉
- 【番外編】あなたが選ぶ神プログラム新聞〈10-3〉
- 宇野昌磨さんに聞いた 神プログラムへのファンの思い、プロへの熱量
全員掲載4日目です
あらためまして、たくさんのご応募ありがとうございました。
発表はまだまだ続きます。
引き続き、昌磨選手を温かく包んできた百人百様のまなざしを、お楽しみください。
はぴぱぴさん「Dancing on my own」
理由 宇野選手はどんな曲でも自分の色に染めてしまうのでどのプログラムも思い出深く、すごく迷いましたが、このプログラムは上手くいかなかったシーズン前半、そしてステファンと共に歩き始め輝きを取り戻したシーズン後半と等身大の宇野選手の葛藤や喜びといった内面が色濃く現れたプログラムだったと思います。
深歌さん「ロコ」
理由 シニア2年目。前年のピーターパントゥーランから急に大人になった佇まい。ボレロ風な真紅の衣装。緩急自在にリズムにあった振り付け。音ハメ3A。最後に満点スピン。今の昌磨くんが頑張って練習してたので当時以上の演技は出来ないと言うロコ。何度でも繰り返して見てしまいます。
のりまるさん「2017年世界選手権のロコ」
理由 曲が始まってからの溜めのある音ハメの動き。当時あの年齢でこんなに溜めのある音ハメができるなんてうらやましくて、どうしたらできるのか本人に聞いてみたかった。センスももちろんだけど沢山沢山聴いたんだろうなと思いました。
うめさん「昨年NHK杯、フリープログラム」
理由 一つに絞るのは酷で、どの試合も記憶にあります。そのわたしが選んだ理由は、孫ができて子守りのため何度も繰り返し観ていた三拍子のフリープログラムです。。。。って書いてたら他も浮かんでくるので、私事と相まって投票しちゃいます。
ミムラさん「ロコ」
理由 カッコいい。衣装もナイス
りくさん「Come Together」
理由 アイスショーで、タイミング?が合わず生で未だに観れていないCome Together。まさに自分にとっての神プロです。
アキさん「月の光」
理由 一番の成長を感じました。曲と演技が合わさって美しいです。
とんさん「オーボエコンチェルト」
理由 昌磨さんのスケートと、バロック音楽がすごく合うと思っています。歌がなくても、昌磨くんから音楽が聞こえてきます。このプログラムそのものが芸術作品のようだと思います。初めて見たときの衝撃は忘れられません。私の中ではオーボエコンチェルトは宇野昌磨にとって最高傑作です。とくに、モンペリエワールドのショートは記憶に残る名演技です
はちさん「2017年世界選手権フリー ピアソラメドレー」
理由 オリンピックの枠取りのプレッシャーにも負けず、ほぼ完璧な演技だった。ピアソラの色気と宇野君の色気が化学反応を起こして、羽生君の完璧なフリーと共に強烈な記憶として残っている。
ここさん「ブエノスアイレス午前零時/ロコへのバラード」
理由 宇野昌磨選手に魅力されたきっかけのプログラムです。フィギュアでタンゴが使われるの?!と衝撃をうけるとともに、大胆な曲調の変化に合わせた振り付けとそれを情熱的に演じる宇野選手は本当に魅力的で、初めて観た時にはテレビの前で思わず釘付けになりました。その夜、インターネットで宇野昌磨選手の過去の演技を朝まで見続けるうちにすっかりファンになりました。
クロとマイさん「2019年全日本選手権SPグレイトスピリット」
理由 満知子先生、美穂子先生の元を巣立ち、一人で臨んだフランス杯でうまくいかず涙した後、ステファンコーチのもとで立ち直って氷上に立った全日本。始まるその瞬間から演技が終わるまでの昌磨君の生き生きとした演技に、会場の熱気、ボルテージがどんどん上がっていく様がテレビからも感じられました。アナウンサーも思わず絶叫してましたね。現地観戦出来なかったけれど、FSのダンスオン・マイ・オウンと共に昌磨君が幸せそうに滑っている姿が、テレビ画面から伝わって、とてもとても印象深く心に残っています。
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