【山本草太の言葉】「悪い自分が…」“山本草太あるある”出現も的確に対処/現地限定

前回王者の山本草太(24=中京大)が「山本草太あるある」を乗り越えました。

今大会へはトリプルアクセル(3回転半)の調子が上がらず、「4回転よりアクセルのほうがミスが多い」という“悪癖”が顔をのぞかせていました。ただ、22日夜の現地入り後は冷静に原因を分析。本番までに対策を施し、着氷させました。

SP後の現地取材メディア限定のやりとりを「山本草太の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇10月26日(日本時間27日)◇カナダ・ハリファクス◇男子ショートプログラム(SP)


順位選手名SP
1イリア・マリニン106.22
2佐藤駿96.52
3山本草太92.16
4チャ・ジュンファン88.38
5スティーブン・ゴゴレフ82.70
6ウラジーミル・リトビンツェフ79.11
7ジェイソン・ブラウン79.03
8リュック・エコノミデス77.87
9アレクサ・ラキッチ76.74
10ガブリエル・フランジパーニ76.18
11マーク・ゴロニツキー71.79
12ローマン・サドフスキー63.37
男子SP後の会見で記念撮影に応じる、左から佐藤駿、イリア・マリニン、山本草太(左)と山本草太(撮影・藤塚大輔)

男子SP後の会見で記念撮影に応じる、左から佐藤駿、イリア・マリニン、山本草太(左)と山本草太(撮影・藤塚大輔)

自分を信じたジャンプ

SPを終えて

―得点と演技を振り返ってください

自分の想像通りの点数かなと思います。でも、点数も出るまでは意識していませんでしたし、本当に練習してきたことを出せればいいなと。練習はあまり良くなかったですが、練習は積んできていたので。ジャンプを跳ぶ前も、最後は自分を信じることができたので、そこは練習をやってきた成果が出たかなと思います。

男子SP当日の公式練習に参加した山本草太(撮影・藤塚大輔)

男子SP当日の公式練習に参加した山本草太(撮影・藤塚大輔)

男子SPの演技をする山本草太(共同)

男子SPの演技をする山本草太(共同)

―トリプルアクセルはこらえましたね

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。