【ゆなすみの言葉】「ちょっとずつ成長できてる」初の海外GPで得た学び/現地限定

【ヘルシンキ=竹本穂乃加】海外GP初出場の「ゆなすみ」こと長岡柚奈(19)、森口澄士(22)組(木下アカデミー)が、8組中8位発進となりました。2人で並んで跳ぶ3回転ループでのミスには悔いを残しましたが、強みを再確認できる場となりました。SP後の現地取材メディア限定のやりとりを「ゆなすみの言葉」として、お届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会>◇11月15日◇フィンランド・ヘルシンキ◇ペアショートプログラム(SP)

ペアSPを終え、取材に応じる長岡柚奈(左)、森口澄士組(共同)

ペアSPを終え、取材に応じる長岡柚奈(左)、森口澄士組(共同)

2人が実感するスロージャンプの成長

―今日の演技の受け止めをそれぞれ教えてください

森口受け止めとしてはもうすごく悔しい気持ちになるんですけど。やっぱりいい部分もすごくあったし、リフトが、僕たちの強みであるリフトがそのまま出せたのと、あとはスロージャンプが確実に、完璧ではないですけど、どんどん、どんどんその曲に入る形にはなってきてるので、ちょっとずつ成長はできてるかなと思います。で、ジャンプだったり、サイドバイサイドだったり、ステップだったり、ちょっと細かい良くないミスが出てしまったので、そこはすごく改善しないといけない場所かなと思うので、そこはもうそれぞれしっかり帰って練習に取り組んでいくだけかなと思います。

ペアSPの演技をする長岡柚奈(左)、森口澄士組(共同)

ペアSPの演技をする長岡柚奈(左)、森口澄士組(共同)

ペアSPの演技をする長岡柚奈(左)、森口澄士組(共同)

ペアSPの演技をする長岡柚奈(左)、森口澄士組(共同)

長岡そうですね、私もサイドバサイドジャンプで、途中で2回転半で開く形になってしまってそれでダウングレードっていう判定になって、基礎点も下がってしまうっていう、すごいもったいないミスをしてしまったので。最後まで締め切ってちゃんと降りるなり、ステップアウトなり、できてたらもっと違ったかなみたいな、そういう悔しい面とか。スロージャンプも手ついてしまったりとか、そういう悔しい面が多いんですけど、自分たちが得意とするリストをそのまま練習通りのものを出せたと思うので、そこは良かったかなと思います。

ペアSPの演技を終えた長岡柚奈(左)、森口澄士組(共同)

ペアSPの演技を終えた長岡柚奈(左)、森口澄士組(共同)

―初の海外のグランプリでしたけど、緊張感や気持ちの高ぶりは感じましたか

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。