【山本草太の言葉】2戦連続4位から感じる収穫 「諦めるのは今じゃない」/現地限定

【ヘルシンキ=竹本穂乃加】ショートプログラム(SP)4位から上位を狙った山本草太(24=中京大)は、フリー167・48点、合計249・91点の4位となりました。第2戦スケートカナダに続く4位。トリプルアクセル(3回転半)の転倒など悔しさの中にも、不調だったこの日の午前練習から心身ともに切り替えられた手応えを前向きに捉えました。今季はGP2戦とも一緒だった同門の松生理乃(中京大)の存在についても語った「山本草太の言葉」です。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会>◇11月16日◇フィンランド・ヘルシンキ◇男子フリー(SP)


順位選手名SPフリー合計
1鍵山優真103.97159.12263.09
2ケビン・エイモズ85.13174.02259.15
3ダニエル・グラッスル77.91180.64258.55
4山本草太82.43167.48249.91
5ルーカス・ブリッチギー80.44166.26246.70
6友野一希90.78147.63238.41
7アレキサンドル・セレフコ66.36147.79214.15
8ウラジミール・サモイロフ65.46140.01205.47
9カムデン・プルキネン64.34130.84195.18
10マカー・スンツェフ59.58120.90180.48
11バルター・ビルタネン57.28108.97166.25
男子フリーの演技をする山本草太(共同)

男子フリーの演技をする山本草太(共同)

LINEで励まされた

―演技を終えて

今シーズンのグランプリシリーズは悔しい結果にはなってしまったんですけど、今回の試合は朝はもう最悪の状態で。本当厳しい試合になるなって感じていたんですけど、練習が終わってからしっかり気持ち切り替えて、なんとか本番は前向きな気持ちで臨むことができました。少しミスはありましたけど、最悪の状態からうまく切り替えることができたのは、そこは1つ成長した部分かなって思うので。もっといい演技ができるように、また帰って練習を頑張っていきたいなって思います。

男子フリーの演技をする山本草太(共同)

男子フリーの演技をする山本草太(共同)

―靴の違和感がありましたか

誰しもそういった状況はあるので。それを本番で、みんな同じ条件だと思うので、そこは言い訳にはできないと思う。帰ってしっかり練習頑張っていけたらなと思います。

―全日本に向けて得られたものは

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。