滝川二(兵庫)が「加藤封じで樋口を得点王に」を合言葉に、初の決勝進出を目指す。8日の準決勝(国立)で立正大淞南(島根)と対戦。現在7得点で得点ランキングトップの立正大淞南MF加藤大樹(3年)を無得点に封じ、6得点のFW樋口寛規(3年)のゴールで初の決勝進出をもくろんだ。
昨年12月下旬には立正大淞南との練習試合で3-1で勝利。チームに苦手意識はない。DF土師(はじ)直大(3年)は「(加藤の)印象はあまりなかったけど、中に入ってきたらマークを受け渡して自由にさせないようにする。樋口を得点王にするためにも、絶対に点はやらない」と完封を宣言。主将で大会5得点のFW浜口孝太(3年)も「得点王は樋口が取ればいい。僕は得点王よりもチームの優勝です」と話し、前線で樋口の得点をお膳立てする。