なでしこジャパン佐々木則夫監督(57)が、次の目標を16年リオデジャネイロ五輪の金メダルに定めた。7日、千葉・成田市内での帰国会見でW杯準優勝を報告し「前回のロンドン五輪も銀だったわけですから、間違いなく金を狙う。そこがあってのスタート」と、この日から世界一に再挑戦する。
リオ五輪までの続投は既定路線だが、契約は9月末まで。去就に関する明言は避けたが「まずは8月の東アジア杯に向けて今週末からリーグ戦を視察する。結果を出せば、次の五輪予選(来年2~3月予定)や本戦(同8月)の仕事もあるんじゃないか」と話した。
準Vからの一夜明けには「もちろん悔しさはあるけど、すがすがしさの方が大きい」と一定の満足感を強調。その上で「世界が変われば、なでしこも変わらないといけない。これまでは経験ある選手と戦ってきたが検証したい」と言い、メンバーの刷新も示唆した。