なでしこジャパンの切り札として活躍したFW岩渕真奈(22=Bミュンヘン)が、次世代エースに名乗り出る。準々決勝オーストラリア戦では決勝弾を決めるなど、スーパーサブとして躍動。しかし、出場した5試合すべて途中からとあって「先発から出るつもりで(カナダに)行ったけど、割り切って試合には出ていた。(ゴールは)自信を与えてくれた。次はしっかりスタートからやりたい」と、こだわりを見せた。
今大会、終盤で投入されスピード感あるドリブルで、疲れた相手の混乱を誘った。「小さいパスは、なでしこが一番うまい。でもそれだけじゃ勝てない。もっとドリブルができる選手になる。1人でもフィニッシュに持って行ける力をつけたい」。今月下旬にBミュンヘンに合流し、さらに磨きをかけていく。