アジア・サッカー連盟(AFC)は7日、UAEのドバイでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ組み合わせ抽選を行った。初のアジア制覇を目指す鹿島は水原(韓国)、上海申花(中国)、2月のプレーオフの勝者と同じG組。日本代表DF内田篤人(20)はリーグ戦、ACL、代表などの過密日程を「鈍感力」で乗り切ることを宣言した。2連覇を狙うG大阪はF組、川崎FはH組、名古屋はE組に入った。

 日本が誇る右サイドバックが「鈍感力」でアジアの頂点を目指す。1次リーグ組み合わせを聞いて内田は「相手はどこでもいいんですよ。(オーストラリア勢が入らず)移動が近いのはよかったと思いますけど」と話した。

 08年はリーグ25戦、代表18戦を含む52戦に出場した。今季も同等かそれ以上の活躍が求められそうだが「(細かい体調管理などを)気にしないことですね。おれはそんなにデリケートじゃないし、気にしすぎると疲れてしまうので」と言い切った。

 決して体調管理の手を抜くわけではなく、必要以上に過敏になり、精神的な疲労の蓄積を回避する。この日は右側頭部を刈り上げた新ヘアで登場し、10日開始の代表合宿に備え代表MF青木、FW興梠らと自主トレを実施。「チームとしてはリーグもアジアも狙いたい」と意気込んでいた。