<欧州選手権:イタリア0(4PK2)0イングランド>◇準々決勝◇24日◇ウクライナ・キエフ
勝ったイタリアのプランデリ監督は「あるべき結果だ。素晴らしい試合をした。特に相手の速攻を妨げたのがよかった。相手のロングボールに対し、よく対応した」と振り返った。PK戦については「PK戦では幸運も必要だが、我々は冷静に戦った」とした。
25日付伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、主将でもあるGKブフォンはPK戦前に円陣で「フォルツァ!
勝ちに行こう」と気合を入れたという。勝利後、ブフォンは「心からの勝利だ。本当のチームだというのを見せつけることができた。いずれにしても勝てる試合だった。エミリアとアクイラの地震の被災者へささげる」とメッセージを送った。
準決勝の相手はドイツ。プランデリ監督は「ドイツが優位だ。だが、今この10分間は喜ばせてくれ。ドイツについてはその後、考えよう」と話した。
また、過去のドイツとの対戦成績は、イタリアの14勝9分け7敗。通算45得点21失点。公式戦では3勝4分けと無敗を誇る。親善試合を含めても、1995年6月に0-2で負けたのが最後で、以降は06年W杯準決勝など含め3勝2分けとなっている。