ドのメニューもレトロな魅力でミなおいしい<喫茶 ドレミ>
喫茶「ドレミ」オーナーの山本洋子さん
昔ながらの純喫茶を求めてさまよう“ユルユル連載”の第2弾は、通天閣の真下からお届けします。その店の名は「ドレミ」。1967年(昭42)創業と言うから43年もの間、この通天閣かいわいの変化を見守ってきたことになる。オーナーの山本洋子さんは「昔は地元のお客さんが多かったんですけど、最近は若い観光客や外国の方が増えましたね」と言う。その言葉を裏付けるように、白人のカップルがタイミング良くお店に入ってきた。
メニューはコーヒー、ミックスジュースなどのドリンク類に加え、昔ながらの甘味(あえてスイーツとは言いたくない!)がズラリと並ぶ。チョコレートパフェやアイスクリームといった“王道”のほか、小倉ホットケーキやプリンローヤルなど一風変わったものも。山本さんは「ウチはメニューのほとんどが手作りなんですよ。いえいえ別に『こだわり』とか言うんじゃなく、昔から変わらず続けてきただけです。自分とこでできるものは、自分とこでやろうと思ってね」。
喫茶「ドレミ」の主なメニュー
デザートはどれも非常においしい。根っから辛党の記者も約20年ぶりにプリンをいただいたが、すごくアッサリしているのでパクパク食べられた。もちろん辛い方も美味! 手作りのカレーは、ルーがポットに入って別に出てくるのがうれしい。ミックスジュースはフルーツと牛乳にクラッシュアイスを加え、ミキサーにかける昔ながらのスタイル。これも非常にアッサリして飲みやすい!
イメージキャラがまた可愛らしい。ネコと小鳥がモチーフのレトロなデザインで、若い女性も「かわいい~!」と大喜びするそうだ(このキャラ、サンガリアで商品化できませんかね?)。「お店も従業員も古いけど、まだまだ続けますよ」と、山本さんは笑う。いつまでもそのままでお願いします! いやホンマに。
◆喫茶ドレミ
◆所在地 大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目18の8(通天閣の真下)
◆営業時間 午前8時~午後11時(日曜日のみ10時半まで)で元日以外は不定休。
◆電話 06・6643・6076
◆小倉ホットケーキ680円、チョコレートパフェ650円などスイーツもお勧め。
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