石野真子「喫茶天国」芦屋が原点
レトロな喫茶店をゆるりと探訪してきたこの連載ですが、今回はスペシャルゲストとして石野真子さん(49)を迎え、特別企画「真子、喫茶店を語る」をお届けします。1978年のデビュー以来、今もなお輝きを失わない真子さんが、さまざまな思いを語ってくれました。
喫茶店についてのさまざまな思いを語る石野真子さん
-喫茶店がとても好きだと聞いたのですが?
私の父はお酒をまったく飲めないので、小さいころからよく家族で喫茶店に行っていたんです。私の生まれた芦屋という街には、昔からオシャレなカフェがたくさんあったので、自然に喫茶店が好きになったのかもしれませんね。
-故郷の芦屋を離れ、東京に住むようになって30年以上になりますね。
いまだにあっちの食べ物や飲み物は好きになれないんですよ(笑)。この「コート・ダ・ジュール」さんのような良い感じの喫茶店も少なくなってきたし、何より東京のお店にはミックスジュースがメニューにないのが許せませんよね! 食べ物も東京の串揚げとかお好み焼きとかは全然ダメなので、関西に戻った時は少しキツいスケジュールでも串揚げ屋さんに行ったりしますよ(笑)。
-8月1日に発売のアルバム「Life is beautiful」では、作詞を2曲手がけていますね。喫茶店にいる時に詞が浮かんだりするんですか?
そうですね。喫茶店でリラックスしている時にインスピレーションが沸いたりすることはあります。あまり自分で(楽曲を)作って歌うタイプではないんですけどね。
-今年は7~8月にかけて29年ぶりの全国ツアーをやられたそうですが、久しぶりに全国各地を回られてどうでしたか?
今でも以前と変わらず声援を送ってくれるファンの方がおられて「30年ぶりに来たよ~」なんて言ってくれるので、本当にありがたいなあ…って思いましたね。
-しばらく女優さんとしての活動が目立ちましたが。
今まではドラマの合間に音楽活動…という感じだったんですけど、これからしばらくは音楽を中心にやって行きたいと思います。皆さん応援、よろしくお願いします!
その後、真子さんは店内にいた多くのファンに快くサインして、次のイベント会場に移動していきました。これからも歌でみんなに元気を与えてもらい、疲れた時には喫茶店でノンビリ英気を養ってほしいな…と思う取材班でした。
【中上 博】
◆コート・ダ・ジュール
◆所在地 東大阪市吉田本町1の7の8
(近鉄けいはんな線吉田駅から徒歩10分)
◆営業時間 午前7時30分~午後7時で年中無休
◆電話 072・963・4000
◆その他 ミックスジュース450円、レモンスカッシュ500円、特製カレー650円も人気。
読者オススメの純喫茶を募集します。店にミックスジュースと日刊スポーツがあることが条件で、国内に限ります。採用された読者にはサンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」1箱(30本)を進呈。さらにその純喫茶が五ツ星評価を得た場合、店にも1箱贈ります。
◇はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号、年齢と、オススメの純喫茶を明記の上、〒530・8334(住所は不要)日刊スポーツ「純喫茶係」と書いてご応募下さい。