京の目玉は「キムチサンド」<京都珈琲館YC>
店長の小泉隆史さん
ただひたすらに、ゆったりくつろげる喫茶店を求めさまようこの連載も、今年最後となりました。こんな激ユル連載がここまで継続できたのも、ひとえに読者の皆さんのおかげです。今回訪ねたお店は、京都市在住の田中崇則さん推薦の「京都珈琲館YC」。山本さんにはサンガリアの「みっくちゅじゅーちゅ」1ケースを送らせていただきます!
京都市営地下鉄の十条駅で下車し十条通りを歩くこと10分の場所に、コーヒー卸業の老舗「山本珈琲株式会社」と隣接した喫茶店「京都珈琲館YC」がある。創業22年目を迎えた店内は広々として、非常に落ち着いた雰囲気だ。豪華なシャンデリアに加えて、オーナーの私物という渋い調度品がそれを際立たせている。
名物のキムチサンド
「落ち着けるお店というのがコンセプトなので、そう言っていただけるとうれしいですね」
店長の小泉隆史さんは笑顔を見せた。
「山本珈琲」の直営店はこの京都店以外、梅田に2店舗、箕面、京都、奈良に1店舗ずつある。いずれもコーヒーのおいしさはもちろん、軽食類の充実ぶりにも定評がある。午前11時までのモーニングはトースト、サラダにコーヒーか紅茶が付いて450円と非常にリーズナブル。人気が集まるのも当然だろう。ミックスジュースも昔ながらのシンプルな味わいで、根強い人気を保っているという。
そして京都店で注目の人気メニューが「キムチサンド」(500円)だ。厚切りのトーストにキムチ、卵のマヨネーズあえ、ロースハムをはさみ、レタスの替わりにサンチュを使用している。おそるおそる食してみると…こりゃウマイ! キムチの辛さとマヨネーズのまろやかさが溶け合い、サンチュが絶妙にその間を取り持っている。小泉店長もその味に自信満々だ。
「このキムチは、地元のおいしいお店から仕入れているんです。コーヒーともすごく合うんですよ」
それにしても本当に落ち着けるお店だ。ドライブの途中に立ち寄って、ゆっくりコーヒーを飲むのにピッタリ。京都方面にデートに出かけた時は、立ち寄ることをお勧めします。良い雰囲気になること請け合いですよ!】
【中上 博】
◆京都珈琲館YC
◆所在地 京都市南区東九条南松ノ木町5番地
(京都市営地下鉄十条駅下車、十条通り東へ徒歩10分)
◆営業時間 午前7時~午後7時。年中無休。
◆電話 075・671・3566
◆その他 座席は60席。15台収容の駐車場完備。
読者オススメの純喫茶を募集します。店にミックスジュースと日刊スポーツがあることが条件で、国内に限ります。採用された読者にはサンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」1箱(30本)を進呈。さらにその純喫茶が五ツ星評価を得た場合、店にも1箱贈ります。
◇はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号、年齢と、オススメの純喫茶を明記の上、〒530・8334(住所は不要)日刊スポーツ「純喫茶係」と書いてご応募下さい。