<第89回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)

 前回19位の日体大が30年ぶり10度目の総合優勝を果たした。

 別府健至監督(46)は「狙ったわけではありませんが、選手がよく頑張ってくれました。全員が一丸となりました。感謝しています」と話した。それでも「明日からも挑戦者の気持ちを忘れずに感謝の気持ちで頑張っていきたい」と気を引き締めた。

 3年生ながら主将を務めた服部翔大(5区で区間賞=埼玉栄)は「本当に嬉しい。先輩、後輩がよくついてきてくれた。天国にいる父と、母に伝えたい」と話した。

 アンカーを務めた谷永雄一(4年=出水中央)は「人生の絶頂というくらい嬉しい」と声を弾ませていた。