<第89回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)
10位までに与えられるシード権争いで、山梨学院大が「1差」で敗れた。復路スタートの6区山下りで桃沢大祐(2年)が、区間18位と失速。「大きな駅伝は初めてで雰囲気にのまれたようです。(想定より)2分、悪かった」という上田誠仁監督(53)の敗因分析通り、シード権ギリギリの10位・中央学院大に50秒遅れの11位に甘んじて、再び予選会回りとなった。
「スーパースターの祭典でなく、強さ、たくましさを求められる駅伝らしい大会」と同監督は、日体大に敬意を表しつつ、大会をそう振り返った。