<第90回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)
総合10位の大東大は、4年生が5年ぶりのシード権という最高の置き土産を残した。11位でタスキを受けた8区の主将吉川修平(4年)が区間4位の好走。チームを一気に7位まで押し上げた。一時は7~12位までの6校が18秒以内にひしめく混戦の中、9区で再び11位まで転落。それでも10区大西亮(4年)が終盤に前を走る法大を抜き、総合順位でもシード圏内に滑り込んだ。「繰り上げもあって順位が分かりにくかったけど、往路で法大より上位だったので、抜けば必ず総合10位以内と確信していた。後輩にシードと出雲の出場権を残せてよかった」と喜んだ。