<第90回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)
総合11位の法大は、50秒差に泣き、昨年に続きシード権を逃した。9区までシード圏内の10位以内をキープしていたが、最終10区を9位でスタートした高梨寛隆(4年)が区間19位のブレーキ。9区11位の大東大のアンカー大西(4年)に抜かれ、シード圏外の11位に転落した。その後は懸命に逆転を狙ったが、もう余力は残っていなかった。大東大に50秒差の11位。高梨は「いいリズムをつくって行こうと思ったが、自分の力不足。4年生としての役割が果たせず、後輩たちに申し訳ない」と、自分を責め続けた。