全日本実業団対抗女子駅伝は15日、宮城県松島町中央公民館前~仙台市陸上競技場の6区間、42・195キロで行われる。

 ダイハツは世界で戦うマラソンランナーと、新人のスピードランナーが両輪となって優勝を狙う。

 ロンドン五輪16位の木崎良子(28)は、モスクワ世界陸上で4位と奮起した。「優勝に導く流れを作りたい」と、駅伝でも快走を誓う。

 岡小百合(23)は9月の全日本実業団1万メートルで日本人トップ。西日本予選3区では野口みずき(シスメックス)や福士加代子(ワコール)らビッグネームを抑えて区間1位となった。「自信を持って走らないと負けると思って」と、臆せず力を出し切った。

 優勝した西日本予選は4区間で区間賞。林清司監督は「ここまで来たら優勝を狙う」と手応えを得ている。