ニューイヤー駅伝(1月1日、群馬)でも山の神旋風は吹き荒れるか?
箱根駅伝で“山の神”として5区の区間記録を3度更新した柏原竜二が富士通に入社。「やるからには優勝を狙う」と意気込んでいる。平地での実績はトップクラスの選手とは差があるが、「“こいつ、嫌だな”と思わせる走りがしたい」と、持ち味の粘りを見せるつもりだ。
富士通が00年と09年に優勝した時は、マラソン前日本記録保持者の藤田敦史が優勝に貢献した。その藤田が「マラソンで僕を超えられる選手。駅伝でも新たな富士通を築き上げてほしい」と期待する。
柏原に刺激を受けた星創太や高嶺秀仁も大きく成長。福島正監督は「4年前と同じで誰を使うか悩みそう」と手応えを感じている。