来年の元日に行われるニューイヤー駅伝(群馬)で、トヨタ自動車が2大会ぶりの優勝を狙う。前回大会の3区区間賞の宮脇千博が、3月には全日本実業団ハーフマラソンに優勝。4区で佐藤悠基に対抗できる力をつけた。
高林祐介は優勝時の3区、前回7区と連続区間賞。上位チームの中から「抜け出られる陣容」と、佐藤敏信監督も手応えを感じている。
しかし宮脇が内蔵の不調で中部予選を欠場。最長区間を任された高林が区間4位とブレーキで、予選でトヨタ紡織に敗れる一因となってしまった。「高林は前半を突っ込みすぎましたね。宮脇も回復してくれるはず。あきらめていません」と佐藤監督。エース2人の回復次第で上位入賞、さらには2回目の優勝が見えてくる。