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最長4区でエース対決、混戦制するのはどこか

 1区はどのようなペースになるのかが注目される。選手同士がけん制しあえばスローペースになるが、前回大会のトヨタ自動車・宮脇千博(22)のように飛び出す選手がいるかもしれない。トヨタ自動車九州が渡辺竜二(25)を起用したときにペースが速くなる可能性がある。

 1区が混戦なら、2区のインターナショナル区間で九電工のポール・タヌイ(23)、DeNAのビタン・カロキが上位に来ると思われる。“純国産チーム”の旭化成は、2区を志願している鎧坂哲哉(23)がどの程度の差で走れるのかが注目される。

 3区にはコニカミノルタの野口拓也(25)、トヨタ自動車九州の小西祐也(23=もしくは渡辺、押川裕貴の起用の可能性もある)日清食品グループの村沢明伸(22)らのスピードのあるエース級が投入される。DeNAも長谷川裕介(25)か上野裕一郎(28)で先頭争いに加わるだろう。

 最長区間の4区では日清食品グループ、コニカミノルタ、トヨタ自動車九州の3強がエースを投入して激突する。日清食品グループの佐藤悠基(27)とコニカミノルタの宇賀地強(26)は、10キロ通過が27分台とトラックと同等の超スピード駅伝を展開するだろう。15キロ以降に強いのがトヨタ自動車九州の今井正人(29)。前回は終盤で宇賀地との差を一気に詰めた。残り3・5キロ地点で左折し、向かい風となってからが今井の本領が発揮される。九電工の前田和浩(32)トヨタ自動車の宮脇も3強に割って入る候補だ。

 5区以降は向かい風。力強い走りのできるエース級が5区に起用される。日清食品グループの高瀬無量(24)が実績では一番だが、富士通の柏原竜二(24)あたりも適性はある。

 6区は前回、コニカミノルタの新田がトヨタ自動車九州を引き離した。近年、ここで快走するチームが上位に入ってくる。選手層の厚さが現れる区間だ。

 7区は前回2〜8位が8秒差の大混戦となった。誰が、どこでスパートするかに注目したい。









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