<陸上:ダイヤモンドリーグ第12戦ロンドングランプリ>◇最終日◇6日◇ロンドン
ダイヤモンドリーグ第12戦のロンドングランプリ最終日がクリスタルパレス競技場で行われ、女子100メートルは全米選手権優勝のカーメリタ・ジーター(31=米国)が10秒93、女子400メートルはサーニャ・リチャーズ(26=米国)が49秒66で優勝した。今大会は27日に開幕するテグ世界陸上前、最後のダイヤモンドリーグ。テグの優勝候補に浮上した選手も多かった。
一番の話題はリチャーズの復調だった。49秒66は今季世界2位記録。前回世界陸上優勝者のリチャーズだが、今季はここまで50秒台後半しか出すことができなかった。「長く厳しいシーズンでした。自分のリズムで走れず50秒を切ることができなかったから。でも、今日はそれができました。テグの世界陸上でタイトルを守る準備ができました」。リチャーズは2連覇へ大きく前進した。