<世界陸上>◇28日◇男子1万メートル決勝◇韓国・大邱スタジアム

 今年の日本選手権1万メートルで初優勝、アジア選手権で銀メダルを獲得した佐藤悠基(24=日清食品)は、29分4秒15で15位に終わった。「ペースの上げ下げは頭では分かっていたが、体がついていけなかった。今後は、世界を意識してトレーニング方法を考え直したい」と語った。

 また、この種目5連覇を狙っていたが途中棄権したK・べケレ(エチオピア)は「2年間、太ももの痛みに悩まされた。5000メートルも微妙」と肩を落としながら話した。