陸上の世界選手権(韓国・大邱)に出場した尾崎好美(30=第一生命)ら女子マラソン勢が31日、成田空港着の航空機で帰国した。尾崎は32キロすぎからケニア勢らの猛烈なスパートにスピード負けし、18位に終わった。「当初の目標からかけ離れた結果だった。原因を分析して、(ロンドン五輪の)選考レースへ調整していきたい」。今後は世界選手権に向けてつくった体調を落とさないうちに、11月の横浜国際女子で五輪出場権を狙う意向だ。
日本人最高の5位に入った赤羽有紀子(31=ホクレン)は、「横浜国際を見てからでもいいと考えている」と話し、同レースへの出場を見送る考えを示した。