<世界陸上>◇2日◇男子200メートル予選◇韓国・大邱スタジアム
第5組の斎藤仁志(24=サンメッセ)が、わずか約2センチ差で準決勝への自動通過を決めた。各組上位3着までが自動通過できるレースで20秒80の3着。4着のジェームズ・エリントン(25=英国)とは、わずか100分の2秒差。そのエリントンはタイムで拾われず落選した。ミックゾーンで開口一番「あぶね~!」。しばらくして冷静さを取り戻すと「レースの流れに乗れたし、ようやく世界のスピードを肌で感じることができた」と振り返った。
インターバルを挟み、準決勝は午後7時55分に始まる。「高平さんとボクと2人で頑張ります。ボルトのように走れ、と言われても無理。集中して走ります。ニューヒーローになりたい」と、夢のファイナルに思いをはせた。