<世界陸上>◇2日◇男子200メートル準決勝ほか◇韓国・大邱スタジアム

 男子200メートル準決勝は100メートル決勝でフライングにより失格したウサイン・ボルト(ジャマイカ)が余裕の走りで20秒31の2組1着となり、2連覇の懸かる3日の決勝に進んだ。100メートル4位のクリストフ・ルメートル(フランス)が全体でトップの20秒17をマークした。

 午前の予選を通過した高平慎士(富士通)は20秒90の3組6着、斎藤仁志(サンメッセ)は21秒17の2組6着でともに敗退した。

 女子200メートルは五輪2連覇のベロニカ・キャンベル・ブラウン(ジャマイカ)が22秒22で優勝。4連覇を狙ったアリソン・フェリックス(米国)は3位だった。

 女子やり投げで日本選手初の決勝に進んだ海老原有希(スズキ浜松AC)は59メートル08で9位。マリア・アバクモワ(ロシア)が71メートル99の大会新で制した。同5000メートルの新谷仁美(佐倉AC)は15分41秒67で13位だった。