モスクワで開催されていた陸上の世界選手権に出場していた男子マラソンや、男女短距離陣が20日午後、成田空港に帰国した。
大会初日に男子100メートル予選敗退も、最終日の同400メートルリレーで入賞した桐生祥秀(17=京都・洛南高)は「一生忘れない夏休みの思い出になった」と笑った。心に刻まれたのは予選落ちの屈辱。「しっかり準決勝に進める強さを持ちたい」と先を見据えた。来年の世界ジュニアについても「しっかり地に足をつけて」。10月の国体は「タイムを狙うより今のパフォーマンスを、どれだけ出せるか」と狙いを語った。