元ラグビー日本代表プロップで「バズ」の愛称でファン、選手から愛される浅原拓真(32=日野)が、ファンの方に少しでも明るい話題を届けようと、親交の深い選手の近況を“電話取材”。得意の似顔絵とともに随時お届けします。第6回は、前回の特別編に続き、元日本代表ロック大野均(42=東芝)の登場です。
みなさん「バズ」浅原です。前回のコラムは、感謝の気持ちが強すぎて、ついまじめな感じになってしまいましたので、いつも通りのゆるい雰囲気で、均(キン)さんが再登場です。
さて、鉄人。こだわりは「食」なんです。東芝時代、試合前日はホテルに泊まり、チームでビュッフェ形式の食事をとるのですが、均さんは普通が嫌い。おかずをご飯にかけてみたり、あんなものとこんなものを混ぜてみたり…。生み出した創作メニューは、チーム内で「均飯(きんめし)」と名付けられていました。
最近の自粛期間中も、気分転換は料理。アクアパッツァ、ジャガイモ生地のピッツァ、フランスで購入した缶詰を使ったフォアグラ大根などを作り、南アフリカ遠征時に買ったワインとともに楽しんでいたそうです。…おしゃれぶっているので、「で、人生最後の食事は何食べるんですか?」と投げやり気味に聞くと、代表98キャップのレジェンドは、迷わずこう言いました。「白米と漬物だよ」。うれしいよ、均ちゃん!
今回の絵のテーマは、尊敬の思いを込め「日本ラグビー界の『神』、均ちゃま」です(笑)。それでは、次回もお楽しみに!