松田美由紀
1973年「太陽にほえろ!」のジーパン刑事で一躍ヒーローになった松田優作。76年には「探偵物語」で主演、89年公開の「ブラック・レイン」でハリウッド映画にも進出した。公開の年の11月6日、ぼうこうがんで亡くなった。40歳。病魔との壮絶な闘いが1年以上続いた。いまでも熱狂的なファンがいる。若手俳優のあこがれ、目標にもなっている。美由紀夫人は一周忌に熊谷から松田美由紀に改名して女優復帰することを明かした。詰めかけた記者らを前に「生活のこともありますし、一周忌を機に気持ちを固めました」と語った。まだ龍平は7歳、翔太は5歳。フラッシュがたかれる母親に「すごい!」と無邪気に声をあげていた。(/_;)
<芸能(女優)・1990年11月7日掲載>