<第87回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間108キロ)

 総合3連覇を目指す東洋大が、往路を3年連続で制した。5時間29分50秒は、05年に現行距離となって以来の往路新記録となった。

 東洋大は、1区で首位の早大に2分1秒差の8位発進。4区を終わって順位は3位に上げたが、早大との差は2分54秒差に広がった。しかし、5区の山登りで2年連続区間新の柏原竜二(3年)が、7キロ手前で2位の東海大を抜くと、16キロすぎで首位の早大、猪俣英希(4年)を交わし、そのままゴール。2位の早大に27秒差をつけ往路優勝に導いた。

 3位は東海大。2区で村沢明伸(2年)が、歴代日本人最多の17人をごぼう抜きにした。明大が4位。5位に早大、東洋大と総合優勝を争うとみられる駒大がつけた。

 3日の復路は午前8時に箱根をスタート。5区間109・9キロで争われる。